林業で働くということ

山を守ることは、
暮らしを守ること。
林業は、ただ木を伐採する仕事ではありません。森林を育み、ときには切り拓くことで人々の豊かな暮らしを支えています。
伐採を通して災害を防ぐ
大雨の際に発生する土砂災害のニュースを目にしたことはないでしょうか。ときに大きな被害を生む土砂災害を防ぐためにも、林業の存在は必要不可欠です。その役割のひとつが、山林整備事業。森林を間引き、周辺の日の当たりを良くすることで草木の成長を促しています。そうすることで、植物が地面にしっかりと根を張れるため、土砂の流出を防げますし、保水力も増すので洪水も防げるのです。もうひとつの役割が山林伐採事業。土砂を受け止める砂防堰堤(さぼうえんてい)をつくる際に工事現場を切り拓いたり、雨の日に河川が危険な水位まで上昇しないように、河川内の木を取り除いたりしています。また、地すべりを防ぐ法面工事に関わる伐採も私たちの役目です。岡正林業では、主に防災工事に関わる伐採に携わっています。
伐採を通して生活を良くする
道路を新設するため、山林を切り拓くのも私たちの仕事です。新しい道ができれば交通の利便性が上がり、周辺に住む人々の暮らしやすさも向上します。また、電線や鉄塔に接触する木を切り、未然に停電・通信トラブルを防ぐ作業も。台風などで倒木や土砂崩れの被害が出れば、緊急対応でかけつけます。倒れそうな木が民家や施設にあれば、それを安全に除去するのも大切な仕事です。当社で働けば、地域の安心で快適な生活を支えていることを実感していただけるはずです。
伐採した木を生活に利用する
伐採した木は、決して無駄になりません。材木として使用できるものは丸太に加工して市場に卸し、商品に適さない木材はチップにすることでバイオマス発電やたい肥の原料にしています。自然由来の原料でエネルギーをつくるバイオマス発電は近年注目されており、今後も需要が増えると予想されています。
仲間に対する想い、
取り組み。
岡正林業では、ともに働いてくれる仲間を募集しています。
当社が求める人材や入社後のことについて説明します。
これまでの経験について
前職までの経歴にこだわりはありません。岡正林業で働く現場作業員の8割は未経験からのスタート。林業関係の学校に通っていたわけでもなく、異業種から転職してきた社員ばかりです。
面接・採用について
できるだけ多くの方にお会いしようと考えています。興味のある方は、ぜひ飛び込んできてください。また、面接だけではわからない部分も多いので、ポテンシャルを見込んで積極的に採用しています。
教育について
できることから経験を積んでいき、最終的に一人前を目指せるように指導しています。仕事では、チェーンソーや重機を取り扱いますが、必要な資格は会社負担で取得可能。実力が認められれば、新しいことを任せていきますので、成長を実感しやすい環境です。
給与について
当社の給与体系は、日給月給制です。できることが増えれば、その都度昇給しています。年功序列ではないので、実力を磨いていくほど高給与を目指せます。
評価について
技術面だけでなく、仕事への姿勢についてもしっかりと見ています。たとえば、準備の良さはひとつの指標となり、チェーンソーの目立てを事前に行っているか、草刈り機の刃を事前に研いでいるかというのもポイントです。また、重機のメンテナンスをはじめ、手入れを丁寧にできるかも見ています。むずかしいことをできるようになるのも重要ですが、基本的なことを継続して行える人物を評価しています。
今後の計画について
仲間を募集する背景には、業績が好調なこと以外に、働きやすい環境づくりの意味合いも含んでいます。具体的にいえば、休日数の増加です。現在は休みが日曜日のみですが、そこに土曜日休みも加えられないか検討しています。そうなれば、作業日数が減るので、必然的にいま以上の人数が必要になってきます。みんなが無理なく長く働くためには、どうすればいいのか。できることを探し、実行していきたいと考えています。